様態・場所・時の副詞

様態・場所・時の副詞
目次

導入

様態・場所・時の副詞は、動作について「どのように」「どこで」「いつ」を表します。

carefully, quickly, here, there, yesterday, now, every day などが代表です。

副詞1語だけでなく、in the park, after school, for two hours のような副詞句も同じ働きをします。

この記事では、様態・場所・時の副詞の意味、位置、複数の副詞が並ぶときの語順を整理します。

この記事のポイント(読了6分)
  • 様態の副詞
  • 場所の副詞
  • 時の副詞
  • 様態・場所・時の順

基本

様態・場所・時の副詞の中心は、動詞に状況を足すことです。

She studied carefully in the library yesterday. なら、carefully が様態、in the library が場所、yesterday が時を表します。

複数の副詞句が並ぶときは、様態、場所、時の順が基本です。ただし、強調したい情報を文頭に出すこともあります。

種類 答える疑問
様態 どのように carefully / quickly / well She answered carefully.
場所 どこで・どこへ here / there / in the room He stayed here.
いつ now / yesterday / after school We met yesterday.
期間 どのくらい for two hours / all day I slept for eight hours.
頻度 どのくらいの頻度で every day / once a week She practices every day.

様態の副詞

様態の副詞は、動作がどのように行われるかを表します。

carefully, slowly, quickly, quietly, well, hard などです。目的語がある場合は、目的語の後ろに置くのが基本です。

She closed the door quietly.
quietly が closed the door を修飾。
He worked hard all day.
hard が worked を修飾。

場所の副詞

場所の副詞は、動作や状態がどこで起こるか、どこへ向かうかを表します。

here, there, upstairs, abroad, in the park, at school などです。前置詞句も副詞句として場所を表します。

Please come here.
here が来る場所を表します。
We played soccer in the park.
in the park が場所を表す副詞句。

時の副詞

時の副詞は、動作がいつ起こるかを表します。

now, then, today, yesterday, tomorrow, soon, already, still, yet などです。

文末に置かれることも、強調のため文頭に置かれることもあります。

I met her yesterday.
yesterday が時を表します。
Tomorrow, we will visit the museum.
強調のため文頭に出ています。

判別のコツ

様態・場所・時の順

複数の副詞句を並べるときは、様態、場所、時の順が自然です。

She studied hard in the library yesterday. のように、どのように、どこで、いつ、の順に並びます。

ただし、文脈上強調したい要素は文頭に出せます。

He worked quietly in his room last night.
様態 quietly、場所 in his room、時 last night。
Last night, he worked quietly in his room.
時を文頭に出して強調。

場所は時より前に置かれやすい

場所と時が並ぶときは、場所が先、時が後になりやすいです。

We met at the station at six. のように、場所 at the station、時 at six の順です。

日本語と語順が違うことがあるので注意します。

I studied in the library after school.
場所 in the library、時 after school。
They arrived at the airport yesterday.
場所 at the airport、時 yesterday。

already / yet / still

already は「すでに」、yet は疑問文・否定文で「もう・まだ」、still は「まだ続いている」を表します。

already は肯定文でよく使い、yet は文末に置かれることが多いです。still は継続を強調します。

I have already finished my homework.
すでに終えた。
Have you finished your homework yet?
もう終えましたか。
I have not finished it yet.
まだ終えていない。
He is still sleeping.
まだ寝ている状態が続いている。

よくある間違い

間違い 1

誤りShe speaks fluently English.
正しくはShe speaks English fluently.
理由目的語 English の後ろに様態副詞 fluently を置きます。

間違い 2

不自然I studied yesterday in the library.
正しくはI studied in the library yesterday.
理由場所 → 時 の順に置くのが自然です。

間違い 3

誤りI have not finished my homework already.
正しくはI have not finished my homework yet.
理由否定文で「まだ」は yet を使います。

まとめ

様態・場所・時の副詞は、動詞に具体的な状況を足します。

目的語との位置、場所と時の順、already / yet / still の違いを押さえると、英作文で自然な語順になります。


この章の進行

次は、形容詞・副詞の中でも 形容詞と副詞の見分け方 を整理します。


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この記事を書いた人

大学受験英語の専任講師。指導歴9年・のべ1,500人以上を指導。TOEIC990点(満点)・英検1級・登録日本語教員。英文法・英文解釈・英作文を「順番につなげて」学べるよう、問題演習を中心にわかりやすい解説を発信しています。

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