頻度・程度を表す副詞

頻度・程度を表す副詞
目次

導入

頻度副詞は、動作がどのくらいの頻度で起こるかを表します。

程度副詞は、形容詞・副詞・動詞などの強さや程度を表します。

always, usually, often, sometimes, never、very, too, quite, rather, almost などが代表です。

この記事では、頻度副詞の意味と位置、程度副詞の使い方、very と much、too と enough の違いを整理します。

この記事のポイント(読了6分)
  • 頻度副詞の意味
  • 頻度副詞の位置
  • 程度副詞の基本
  • very と much

基本

頻度・程度の副詞の中心は、事実そのものではなく、頻度や強さを調整することです。

I study English. に usually を加えると「ふだんは勉強する」、always を加えると「いつも勉強する」、never を加えると「決して勉強しない」になります。

very difficult と too difficult では意味が違います。

very は単に程度が高いこと、too は「必要以上で問題がある」ことを表します。

種類 副詞 意味
頻度 always いつも She always smiles.
頻度 usually たいてい I usually walk to school.
頻度 often よく He often visits Kyoto.
頻度 sometimes 時々 We sometimes eat out.
頻度 rarely / seldom めったに〜ない She rarely watches TV.
頻度 never 決して〜ない I never forget her birthday.
程度 very / quite / too / almost とても・かなり・〜すぎる・ほとんど very easy / almost finished

頻度副詞の意味

頻度副詞は、動作や状態がどのくらい起こるかを表します。

always は100%に近く、usually は高い頻度、often はよく、sometimes は時々、rarely / seldom はめったにない、never は0%を表します。

He always arrives on time.
いつも時間通りに到着する。
I sometimes study at the library.
時々図書館で勉強する。
She never tells a lie.
決してうそをつかない。

頻度副詞の位置

頻度副詞は、一般動詞の前、be 動詞・助動詞の後ろに置かれることが多いです。

I often read books. / She is always kind. / You should never give up. のように使います。

They usually have dinner at seven.
一般動詞 have の前。
He is often late for school.
be 動詞 is の後ろ。
I can never remember his name.
助動詞 can の後ろ。

程度副詞の基本

程度副詞は、形容詞・副詞・動詞などの程度を表します。

very, quite, rather, extremely, almost, too などが代表です。

very careful, quite slowly, almost ready のように、修飾する語の前に置かれます。

This test is very difficult.
very が difficult を強めています。
She speaks English quite well.
quite が well を修飾しています。
The work is almost finished.
almost が finished を修飾しています。

判別のコツ

very と much

very は形容詞・副詞の原級を強めることが多いです。

比較級を強めるときは、very ではなく much, far, even, a lot などを使います。

very better ではなく much better です。

This book is very interesting.
原級 interesting を very が強める。
This book is much more interesting than that one.
比較級 more interesting を much が強める。
He runs much faster than I do.
比較級 faster を much が強める。

too は「多すぎて困る」という否定的なニュアンスを表しやすい

too は「〜すぎる」という意味で、必要以上で問題がある感じを表します。

This box is too heavy. は、単に重いだけでなく、持てない・運びにくいなどの問題があることを示します。

The coffee is too hot to drink.
熱すぎて飲めない。
This question is too difficult for me.
難しすぎて私には無理。

quite / rather / fairly

quite, rather, fairly は「かなり」を表しますが、ニュアンスが少し違います。

fairly はほどほどに肯定的、rather は予想以上・やや否定的になることがあり、quite は文脈や英米差で強さが変わります。

受験では、very より少し抑えた程度副詞として押さえます。

The movie was fairly good.
まあまあよかった。
The problem was rather difficult.
思ったより難しかった。
The answer is quite clear.
かなり明らか。

よくある間違い

間違い 1

誤りHe very likes soccer.
正しくはHe likes soccer very much.
理由like などの動詞を強めるときは very much を後ろに置くのが基本です。

間違い 2

誤りThis one is very better.
正しくはThis one is much better.
理由比較級 better は much で強めます。

間違い 3

誤りI don't never go there.
正しくはI never go there. / I don't ever go there.
理由never に否定の意味があるので二重否定にしない形が基本です。

まとめ

頻度副詞は動作の回数・頻度を、程度副詞は形容詞・副詞などの強さを調整します。

位置と意味がセットで問われるため、頻度副詞の位置、very と much、too の「多すぎる」という否定的なニュアンスを押さえましょう。


この章の進行

次は、形容詞・副詞の中でも 様態・場所・時の副詞 を整理します。


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この記事を書いた人

大学受験英語の専任講師。指導歴9年・のべ1,500人以上を指導。TOEIC990点(満点)・英検1級・登録日本語教員。英文法・英文解釈・英作文を「順番につなげて」学べるよう、問題演習を中心にわかりやすい解説を発信しています。

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