【英文法 第13章】頻度・程度を表す副詞|always・usually・very・too・quite を整理する

目次

導入

頻度副詞は、動作がどのくらいの頻度で起こるかを表します。

程度副詞は、形容詞・副詞・動詞などの強さや程度を表します。always, usually, often, sometimes, never、very, too, quite, rather, almost などが代表です。

この記事では、頻度副詞の意味と位置、程度副詞の使い方、very と much、too と enough の違いを整理します。

この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。

  1. 単元の中心イメージ — 形容詞・副詞をどう見るか
  2. 基本用法(頻度・程度の副詞の概要) — まず押さえる形と意味
  3. 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
  4. 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・英作文で見る場所
  5. よくある間違い — 修飾先や語順に引っ張られやすい形

単元の中心イメージ

頻度・程度の副詞の中心は、事実そのものではなく、頻度や強さを調整することです。

I study English. に usually を加えると「ふだんは勉強する」、always を加えると「いつも勉強する」、never を加えると「決して勉強しない」になります。

very difficult と too difficult では意味が違います。very は単に程度が高いこと、too は「必要以上で問題がある」ことを表します。

種類 副詞 意味
頻度 always いつも She always smiles.
頻度 usually たいてい I usually walk to school.
頻度 often よく He often visits Kyoto.
頻度 sometimes 時々 We sometimes eat out.
頻度 rarely / seldom めったに〜ない She rarely watches TV.
頻度 never 決して〜ない I never forget it.
程度 very / quite / too / almost とても・かなり・〜すぎる・ほとんど very easy / almost finished

基本用法(頻度・程度の副詞の概要)

頻度副詞の意味

頻度副詞は、動作や状態がどのくらい起こるかを表します。

always は100%に近く、usually は高い頻度、often はよく、sometimes は時々、rarely / seldom はめったにない、never は0%を表します。

He always arrives on time.
いつも時間通りに到着する。
I sometimes study at the library.
時々図書館で勉強する。
She never tells a lie.
決してうそをつかない。

頻度副詞の位置

頻度副詞は、一般動詞の前、be 動詞・助動詞の後ろに置かれることが多いです。

I often read books. / She is always kind. / You should never give up. のように使います。

They usually have dinner at seven.
一般動詞 have の前。
He is often late for school.
be 動詞 is の後ろ。
I can never remember his name.
助動詞 can の後ろ。

程度副詞の基本

程度副詞は、形容詞や副詞の程度を表します。

very, quite, rather, extremely, almost, too などが代表です。very careful, quite slowly, almost ready のように、修飾する語の前に置かれます。

This test is very difficult.
very が difficult を強めています。
She speaks English quite well.
quite が well を修飾しています。
The work is almost finished.
almost が finished を修飾しています。

応用例と判別のコツ

very と much

very は形容詞・副詞の原級を強めることが多いです。

比較級を強めるときは、very ではなく much, far, even, a lot などを使います。very better ではなく much better です。

This book is very interesting.
原級 interesting を very が強める。
This book is much more interesting than that one.
比較級 more interesting を much が強める。
He runs much faster than I do.
比較級 faster を much が強める。

too はマイナスの過剰を表しやすい

too は「〜すぎる」という意味で、必要以上で問題がある感じを表します。

This box is too heavy. は、単に重いだけでなく、持てない・運びにくいなどの問題があることを示します。

The coffee is too hot to drink.
熱すぎて飲めない。
This question is too difficult for me.
難しすぎて私には無理。

quite / rather / fairly

quite, rather, fairly は「かなり」を表しますが、ニュアンスが少し違います。

fairly はほどほどに肯定的、rather は予想以上・やや否定的になることがあり、quite は文脈や英米差で強さが変わります。受験では、very より少し抑えた程度副詞として押さえます。

The movie was fairly good.
まあまあよかった。
The problem was rather difficult.
思ったより難しかった。
The answer is quite clear.
かなり明らか。

大学受験で問われる重要ポイント

  • always / usually / often / sometimes / rarely / never の頻度差を押さえる
  • 頻度副詞は一般動詞の前、be 動詞・助動詞の後ろ
  • never は否定の意味を含む
  • 程度副詞は修飾する形容詞・副詞の前に置かれやすい
  • very は原級を強める
  • 比較級は much / far / even / a lot で強める
  • too は過剰で問題がある意味を表しやすい
  • almost は完全に近いがまだ完全ではないことを表す

よくある間違い

間違い 1

誤りHe very likes soccer.
正しくはHe likes soccer very much.
理由like などの動詞を強めるときは very much を後ろに置くのが基本です。

間違い 2

誤りThis one is very better.
正しくはThis one is much better.
理由比較級 better は much で強めます。

間違い 3

誤りI don't never go there.
正しくはI never go there. / I don't ever go there.
理由never に否定の意味があるので二重否定にしない形が基本です。

理解を固める確認問題

最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、形容詞なら名詞との関係、副詞なら修飾先と位置を自分で一度確認してみてください。

Q1. 頻度副詞 usually は一般動詞のどこに置く?
一般動詞の前です。
Q2. never は肯定文で使っても意味は?
決して〜ない、という否定の意味です。
Q3. 比較級を very で強める?
普通は強めません。much / far / even などを使います。
Q4. too difficult の too は何を表す?
難しすぎて問題がある、という過剰です。
迷ったら:形容詞は名詞・補語との関係、副詞は動詞・形容詞・副詞・文全体のどれを修飾しているかを最初に確認します。

まとめ

頻度副詞は動作の回数・頻度を、程度副詞は形容詞・副詞などの強さを調整します。

位置と意味がセットで問われるため、頻度副詞の位置、very と much、too の過剰感を押さえましょう。


この章の進行

次は、形容詞・副詞の中でも 様態・場所・時の副詞 を整理します。


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この記事を書いた人

予備校講師・大学受験英語指導。TOEIC990点・英検1級。偏差値50〜60帯の受験生が英文法・英文解釈・英作文の力を体系的に身につけられるよう、問題解説を中心に発信しています。

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