関係詞のすぐ後ろに、なぜか S と V がもう1組現れて、そのまた後ろに動詞が続く——数えると動詞が多すぎる気がして、手が止まる形があります。下の英文には、その形が2回出てきます。
目次
今回読む英文
まずノートに書き写して、自分で訳してみてください。
The woman who everyone believed was the author of the anonymous novel turned out to be an editor who the publisher claimed had never written a single line of fiction.
語彙チェック
author名
作者
anonymous形
匿名の
novel名
小説
turn out熟
〜だと判明する
editor名
編集者
publisher名
出版社
claim動
〈こと〉を主張する
fiction名
創作
single形
ただ一つの
自分で訳したら答え合わせ
その匿名小説の作者だと誰もが信じていた女性は、フィクションを一行も書いたことがないと出版社が主張する編集者であることが判明した。
構造
S
The woman
その女性は
修飾
who everyone believed was the author of the anonymous novel
匿名小説の作者だと誰もが信じていた(who と was の間に everyone believed が挿入=連鎖関係代名詞節)
V
turned out to be
〜であることが判明した
C
an editor
編集者
修飾
who the publisher claimed had never written a single line of fiction
フィクションを一行も書いたことがないと出版社が主張する(claimed が挿入)
読解のポイント
1
連鎖関係代名詞節 =「関係詞 + S + think 型動詞 + V …」
who everyone believed was … のように、関係詞とその動詞の間に I think / they say 型の節が割り込む形です。動詞が連続して見えたら、この形を疑います。
2
挿入部を( )で外すと、普通の関係詞節に戻る
who (everyone believed) was the author → who was the author。まず挿入を外して骨格を取り、「〜だと S が思う(言う)」を後から添えて訳します。
3
挿入できるのは think / believe / say / claim など「思う・言う」系
この型の動詞だけが割り込めます。だから、関係詞の直後の S + V がこの系統なら、挿入の可能性が高いと判断できます。
練習問題
今回のポイントを意識して、別の英文を読んでみましょう。
The medicine which doctors once insisted was perfectly safe is now banned in more than forty countries.
自分で訳したら答え合わせ
かつて医師たちが完全に安全だと主張していたその薬は、現在では40を超える国々で禁止されている。
まとめ
連鎖関係代名詞節は「関係詞 +(S + think 型動詞)+ V」。挿入部を( )で外して普通の関係詞節に戻し、「〜だと S が思う」と添えて訳します。
