導入
不定代名詞は、特定の人・物をはっきり指さずに表す代名詞です。
some, any, all, both, each, either, neither, other, another, one, none などが代表です。
この記事では、some / any / no / every の複合語、all / both / each、other / another、none の扱い、単数・複数の一致を整理します。
この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。
- 単元の中心イメージ — 名詞・代名詞・冠詞をどう見るか
- 基本用法(不定代名詞の概要) — まず押さえる形と意味
- 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
- 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・英作文で見る場所
- よくある間違い — 日本語の感覚に引っ張られやすい形
単元の中心イメージ
不定代名詞の中心は、数や範囲をぼかして人・物を表すことです。
someone は「誰か」、anything は「何か・何でも」、each は「それぞれ」、another は「もう1つの別のもの」を表します。
入試では、意味だけでなく、後ろの名詞が単数か複数か、動詞が単数か複数か、of の後ろに何が来るかが問われます。
| 語 | 中心の意味 | 扱い | 例 |
|---|---|---|---|
| some | いくつか・いくらか | 肯定文で多い | some books / someone |
| any | いくつか・何でも | 疑問・否定・条件で多い | any questions / anything |
| each | それぞれ | 単数扱い | Each student has a desk. |
| both | 両方 | 複数扱い | Both are correct. |
| another | もう1つの別の | 単数可算名詞 | another question |
| other | 他の | 複数名詞など | other students / the other |
| none | どれもない | 単数・複数両方ありうる | None of them were absent. |
基本用法(不定代名詞の概要)
some / any / no / every の複合語
someone, anyone, no one, everyone、something, anything, nothing, everything などは、人や物を不特定に表します。
これらは基本的に単数扱いです。Everyone is here. のように is を使います。
all / both / each
all は3つ以上の全体、both は2つの両方、each は1つ1つに注目します。
Both of the answers are correct. は2つの答えが両方正しいという意味です。Each answer is different. は1つ1つの答えに注目しています。
another / other / the other
another は「もう1つの別の」で、単数可算名詞の前に置きます。
other は「他の」、the other は2つのうち残り1つ、または特定された残りを表します。others は「他の人・もの」、the others は「残り全部」です。
応用例と判別のコツ
some と any の使い分け
some は肯定文でよく使い、any は疑問文・否定文・条件文でよく使います。
ただし、Would you like some tea? のように、相手が yes と答えることを期待する勧誘・依頼では疑問文でも some を使います。Any student can answer this question. の any は「どの学生でも」です。
either / neither
either は2つのうちどちらか一方、neither は2つのうちどちらも〜ないを表します。
Either answer is acceptable. は「どちらの答えでも受け入れられる」です。Neither answer is correct. は「どちらの答えも正しくない」です。
none と no one
none は人にも物にも使え、「どれもない」「誰もいない」を表します。
no one は人だけに使います。None of the money was left. のように不可算名詞を受けることもあります。None of the students were absent. のように複数扱いになることもあります。
大学受験で問われる重要ポイント
- someone / anyone / everyone などは基本的に単数扱い
- some は肯定文、any は疑問・否定・条件で多い
- 勧誘・依頼では疑問文でも some を使うことがある
- all は3つ以上の全体、both は2つの両方
- each / either / neither は単数扱いになりやすい
- another は単数可算名詞と使う
- the other は2つのうち残り1つ
- none は人にも物にも使い、単数・複数扱いが文脈で変わる
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
理解を固める確認問題
最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、名詞の数、代名詞の指示対象、冠詞の有無を自分で一度確認してみてください。
Q1. everyone は単数扱い?複数扱い?
Q2. 2つのうち残り1つを表す語は?
Q3. another の後ろに複数名詞は置ける?
Q4. Would you like ___ tea? に入りやすいのは some と any のどちら?
まとめ
不定代名詞は、人・物・範囲をぼかして表す語です。
some / any、all / both / each、another / other / the other、none の扱いを、意味と単数・複数の両方から整理しましょう。
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