導入
相関接続詞は、2つ以上の語がペアになって働く接続表現です。
both A and B, either A or B, neither A nor B, not only A but also B などが代表例です。
この記事では、相関接続詞の意味、A と B の形のそろえ方、主語になったときの動詞の一致を整理します。
この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。
- 単元の中心イメージ — 接続詞・前置詞をどう見るか
- 基本用法(相関接続詞の概要) — まず押さえる形と意味
- 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
- 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・読解で見る場所
- よくある間違い — 日本語訳や後ろの形に引っ張られやすい形
単元の中心イメージ
相関接続詞の中心は、決まったペアで A と B をつなぐことです。
both A and B は「A と B の両方」、either A or B は「A か B のどちらか」、neither A nor B は「A も B もどちらも〜ない」です。
相関接続詞では、A と B に入る語句の形をそろえることが重要です。名詞なら名詞、動名詞なら動名詞、節なら節というように対応させます。
| 表現 | 意味 | 例 | 一致の目安 |
|---|---|---|---|
| both A and B | A と B の両方 | both Tom and Ken | 複数扱い |
| either A or B | A か B のどちらか | either you or I | 近い主語に合わせることが多い |
| neither A nor B | A も B も〜ない | neither Tom nor his friends | 近い主語に合わせることが多い |
| not only A but also B | A だけでなく B も | not only smart but also kind | B 側が強調される |
| whether A or B | A か B か | whether to stay or leave | 選択肢を並べる |
| A as well as B | B だけでなく A も | Tom as well as Ken | 主語 A に合わせる |
基本用法(相関接続詞の概要)
both A and B
both A and B は「A と B の両方」を表します。
主語になると、基本的に複数扱いになります。Both Tom and Ken are good at math. のように are を使います。
either A or B / neither A nor B
either A or B は「A か B のどちらか」、neither A nor B は「A も B も〜ない」です。
主語になると、動詞は近い方の主語に合わせることが多いです。Neither Tom nor his friends are here. では friends に合わせています。
not only A but also B
not only A but also B は「A だけでなく B も」を表します。
also は省略されることがあります。A と B の形をそろえることが大切です。
応用例と判別のコツ
A と B の形をそろえる
相関接続詞では、A と B に入る語句の形をそろえます。
not only to read but also writing は不自然です。not only to read but also to write、または not only reading but also writing のようにそろえます。
not only が文頭に出ると倒置する
Not only が節を導いて文頭に出ると、後ろが倒置になることがあります。
Not only did he lose his wallet, but he also lost his passport. のように、did he lose の語順になります。主語を並べているだけの Not only Tom but also Ken came. では倒置しません。
as well as は中心が A
A as well as B は「B だけでなく A も」という意味で、文法的な中心は A です。
Tom as well as his friends is responsible. のように、主語の中心が Tom なら単数扱いになります。both A and B と混同しないようにします。
大学受験で問われる重要ポイント
- 相関接続詞はペアで覚える
- A と B の文法的な形をそろえる
- both A and B は複数扱い
- either A or B / neither A nor B は近い主語に合わせることが多い
- not only A but also B は B 側が強調される
- not only が節を導いて文頭に出ると倒置が起こる
- A as well as B は A が中心
- whether A or B は選択肢を並べる
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
理解を固める確認問題
最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、接続詞なら後ろの節、前置詞なら後ろの名詞句を自分で一度確認してみてください。
Q1. both A and B が主語なら動詞は単数?複数?
Q2. neither A nor B の動詞は何に合わせることが多い?
Q3. not only A but also B で重要な形の条件は?
Q4. A as well as B の中心は A と B のどちら?
まとめ
相関接続詞は、both A and B, either A or B, neither A nor B, not only A but also B などのペア表現です。
意味だけでなく、A と B の形の対応、主語になったときの動詞の一致、not only 文頭の倒置まで確認しましょう。
この章の進行
- ← 前の記事:名詞節を作る接続詞
- 英文法カテゴリに戻る
- 次の記事:前置詞の全体像 →
次は、接続詞・前置詞の中でも 前置詞の全体像 を整理します。