導入
形容詞的用法の不定詞は、直前の名詞を後ろから説明します。
a book to read は「読むための本」、something to drink は「飲むもの」のように、名詞 + to do のまとまりで考えます。
この記事では、名詞と不定詞の関係、前置詞を残す形、the first to do などの入試頻出パターンを整理します。
- 名詞を後ろから説明する
- 名詞と動詞の関係を見る
- 前置詞を落とさない
- something / anything / nothing + to do
基本
形容詞的用法の中心は、不定詞が名詞を後ろから修飾することです。
ただし、単に「〜するための」と訳すだけでは不十分で、直前の名詞が不定詞の主語になるのか、目的語になるのか、前置詞の目的語になるのかを確認します。
| 形 | 例 | 関係 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 名詞 + to do | a book to read | read a book | 名詞が目的語 |
| 名詞 + to do | the next train to arrive | train arrives | 名詞が主語 |
| 名詞 + to do + 前置詞 | a house to live in | live in a house | 前置詞を落とさない |
| the first / last + to do | the first person to arrive | arrive する人 | 序数と相性がよい |
名詞を後ろから説明する
形容詞的用法では、不定詞が直前の名詞を説明します。英語では1語の形容詞は名詞の前に置かれますが、不定詞句のような長い説明は名詞の後ろに置かれます。
I have many things to do. では、to do が things を説明し、「するべきことがたくさんある」という意味になります。
名詞と動詞の関係を見る
直前の名詞が、不定詞の中の動詞に対してどんな関係にあるかを確認します。
a book to read では book は read の目的語です。
一方、the next train to arrive では train が arrive する側、つまり意味上の主語です。
前置詞を落とさない
名詞が不定詞内の前置詞の目的語になる場合、前置詞を最後に残します。
a house to live in は live in a house の関係です。
in を落として a house to live とすると不完全になります。
判別のコツ
something / anything / nothing + to do
something, anything, nothing, much, little などは、不定詞で後ろから説明されることが多い語です。
I have nothing to say. は「言うことが何もない」という意味で、nothing が say の目的語になっています。
the first / the last / the only + to do
序数や only, last などの後ろでは、不定詞が名詞を説明する形がよく使われます。
He was the first student to finish the test. は、finish した最初の生徒という意味です。
抽象名詞 + to do
ability, chance, decision, effort, plan, promise, way, time などの抽象名詞も、不定詞で説明されやすい語です。
a chance to speak English は「英語を話す機会」、the way to solve the problem は「その問題を解く方法」です。
名詞との関係を一度英文に戻す
形容詞的用法で迷ったら、名詞 + to do を一度、普通の英文関係に戻します。
a book to read なら read a book、a chair to sit on なら sit on a chair です。
この戻し方を使うと、必要な前置詞を落とすミスを防げます。
特に live in, sit on, talk to, write with のような前置詞つきの関係は、整序問題で狙われます。
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
まとめ
形容詞的用法では、to do が名詞を後ろから説明します。
特に、前置詞を残す形と the first / the only + to do は、整序問題や空所補充で狙われやすいポイントです。
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次は、不定詞の中でも 副詞的用法 を整理します。
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