【英文法 第5章】完了形・進行形の受動態|has been done・is being done

目次

導入

受動態は、完了形や進行形とも組み合わさります。

has been done は「されてしまった / されてきた」、is being done は「今されている最中」です。

この記事では、形が長くなっても、完了形・進行形・受動態の部品に分けて読めるようにします。

この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。

  1. 単元の中心イメージ — 受動態をどう見るか
  2. 基本用法(完了形・進行形の受動態の概要) — まず押さえる形と意味
  3. 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
  4. 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・読解で見る場所
  5. よくある間違い — 日本語訳に引っ張られやすい形

単元の中心イメージ

完了形の受動態は have / has / had been + p.p.、進行形の受動態は be being + p.p. です。

been は完了形の中の be の過去分詞、being は進行形の中の be の現在分詞です。形の役割を分解すると読みやすくなります。

意味
has / have been done 現在完了の受動態 The work has been finished.
had been done 過去完了の受動態 The work had been finished before noon.
is / are being done 現在進行形の受動態 The road is being repaired.
was / were being done 過去進行形の受動態 The road was being repaired.

基本用法(完了形・進行形の受動態の概要)

完了形の受動態

現在完了の受動態は have / has been + 過去分詞です。完了・経験・継続・結果の意味に、受動態の「される」が加わります。

The work has been finished. は、仕事が終えられて、その結果が今に関係しているという意味です。

The work has been finished.
その仕事は終えられています。
Many changes have been made.
多くの変更が加えられてきました。

進行形の受動態

進行形の受動態は be being + 過去分詞です。今まさに何かがされている最中であることを表します。

The road is being repaired. は、道路が今修理されている途中だという意味です。

The road is being repaired.
その道路は修理中です。
The new system is being tested.
新しいシステムは試験運用中です。

応用例と判別のコツ

過去完了の受動態

過去完了の受動態は had been + 過去分詞です。過去のある時点より前に、すでに何かがされていたことを表します。

When I arrived, the room had already been cleaned. では、私が到着した時点より前に掃除が完了していました。

The room had already been cleaned when I arrived.
私が到着したとき、その部屋はすでに掃除されていました。
The tickets had been sold out before we got there.
私たちがそこに着く前に、チケットは売り切れていました。

過去進行形の受動態

過去進行形の受動態は was / were being + 過去分詞です。過去のある時点で、何かがされている途中だったことを表します。

The bridge was being built then. は、その時橋が建設中だったという意味です。

The bridge was being built then.
その時、その橋は建設中でした。
The documents were being checked.
その書類は確認されている最中でした。

been と being を混同しない

been は完了形で使う be の過去分詞、being は進行形で使う be の現在分詞です。

has been done は完了、is being done は進行中です。形が似ていますが、意味は大きく違います。

The room has been cleaned.
部屋は掃除されました / 掃除済みです。
The room is being cleaned.
部屋は今掃除されています。

大学受験で問われる重要ポイント

  • 現在完了の受動態は has / have been p.p.
  • 過去完了の受動態は had been p.p.
  • 現在進行形の受動態は is / are being p.p.
  • 過去進行形の受動態は was / were being p.p.
  • been は完了、being は進行
  • 形が長いときは have / be / p.p. の役割に分解する

よくある間違い

間違い 1

誤りThe report has written.
正しくはThe report has been written.
理由report は書かれる側なので、現在完了の受動態 has been written にします。

間違い 2

誤りThe road is repaired now. 工事中の意味
正しくはThe road is being repaired now.
理由今されている最中なら being を使います。

間違い 3

誤りThe room has being cleaned.
正しくはThe room has been cleaned.
理由完了形では being ではなく been です。

理解を固める確認問題

最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、主語・動詞・時制・文型を自分で一度確認してみてください。

Q1. has been done は何形?
現在完了の受動態です。
Q2. is being done は何を表す?
今まさにされている最中であることを表します。
Q3. been と being の違いは?
been は完了形、being は進行形で使います。
迷ったら:主語が動作を受ける側かを確認し、be + p.p.、時制、by 句、文型、前置詞の順に見ます。

まとめ

完了形・進行形の受動態は形が長いですが、部品に分ければ整理できます。

has been done は完了、is being done は進行中という違いをまず押さえましょう。


この章の進行

次は、受動態の中でも 第4文型の受動態 を整理します。


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この記事を書いた人

予備校講師・大学受験英語指導。TOEIC990点・英検1級。偏差値50〜60帯の受験生が英文法・英文解釈・英作文の力を体系的に身につけられるよう、問題解説を中心に発信しています。

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