導入
受動態は、完了形や進行形とも組み合わさります。
has been done は「されてしまった / されてきた」、is being done は「今されている最中」です。
この記事では、形が長くなっても、完了形・進行形・受動態の部品に分けて読めるようにします。
この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。
- 単元の中心イメージ — 受動態をどう見るか
- 基本用法(完了形・進行形の受動態の概要) — まず押さえる形と意味
- 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
- 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・読解で見る場所
- よくある間違い — 日本語訳に引っ張られやすい形
単元の中心イメージ
完了形の受動態は have / has / had been + p.p.、進行形の受動態は be being + p.p. です。
been は完了形の中の be の過去分詞、being は進行形の中の be の現在分詞です。形の役割を分解すると読みやすくなります。
| 形 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| has / have been done | 現在完了の受動態 | The work has been finished. |
| had been done | 過去完了の受動態 | The work had been finished before noon. |
| is / are being done | 現在進行形の受動態 | The road is being repaired. |
| was / were being done | 過去進行形の受動態 | The road was being repaired. |
基本用法(完了形・進行形の受動態の概要)
完了形の受動態
現在完了の受動態は have / has been + 過去分詞です。完了・経験・継続・結果の意味に、受動態の「される」が加わります。
The work has been finished. は、仕事が終えられて、その結果が今に関係しているという意味です。
進行形の受動態
進行形の受動態は be being + 過去分詞です。今まさに何かがされている最中であることを表します。
The road is being repaired. は、道路が今修理されている途中だという意味です。
応用例と判別のコツ
過去完了の受動態
過去完了の受動態は had been + 過去分詞です。過去のある時点より前に、すでに何かがされていたことを表します。
When I arrived, the room had already been cleaned. では、私が到着した時点より前に掃除が完了していました。
過去進行形の受動態
過去進行形の受動態は was / were being + 過去分詞です。過去のある時点で、何かがされている途中だったことを表します。
The bridge was being built then. は、その時橋が建設中だったという意味です。
been と being を混同しない
been は完了形で使う be の過去分詞、being は進行形で使う be の現在分詞です。
has been done は完了、is being done は進行中です。形が似ていますが、意味は大きく違います。
大学受験で問われる重要ポイント
- 現在完了の受動態は has / have been p.p.
- 過去完了の受動態は had been p.p.
- 現在進行形の受動態は is / are being p.p.
- 過去進行形の受動態は was / were being p.p.
- been は完了、being は進行
- 形が長いときは have / be / p.p. の役割に分解する
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
理解を固める確認問題
最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、主語・動詞・時制・文型を自分で一度確認してみてください。
Q1. has been done は何形?
Q2. is being done は何を表す?
Q3. been と being の違いは?
まとめ
完了形・進行形の受動態は形が長いですが、部品に分ければ整理できます。
has been done は完了、is being done は進行中という違いをまず押さえましょう。
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