導入
強調構文 It is … that は、文の一部を取り出して強く示す構文です。
It was Ken that broke the window. は「窓を割ったのはケンだった」という意味です。
この記事では、強調構文の作り方、強調できる要素、It is / was と that の外し方、形式主語構文や関係代名詞との違いを整理します。
この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。
- 単元の中心イメージ — 特殊構文をどう普通の形に戻すか
- 基本用法(強調構文の概要) — まず押さえる形と意味
- 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
- 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・読解で見る場所
- よくある間違い — 語順・省略・否定範囲に引っ張られやすい形
単元の中心イメージ
強調構文の中心は、It is / was A that … の A を強調することです。
元の文 Ken broke the window. から Ken を取り出すと、It was Ken that broke the window. になります。yesterday を強調すれば It was yesterday that Ken broke the window. です。
見抜くコツは、It is / was と that を外して、残った語を元の位置に戻したときに自然な文になるかを確認することです。
| 強調するもの | 元の文 | 強調構文 | 注意 |
|---|---|---|---|
| 主語 | Ken opened the door. | It was Ken that opened the door. | 主語を重ねない |
| 目的語 | Ken opened the door. | It was the door that Ken opened. | opened の目的語が前へ出る |
| 副詞句 | I met her in Kyoto. | It was in Kyoto that I met her. | 場所も強調できる |
| 時 | I met her yesterday. | It was yesterday that I met her. | 副詞も強調できる |
| 人 | Tom helped me. | It was Tom who helped me. | 人では who も使える |
基本用法(強調構文の概要)
It is / was A that … の形
強調構文は、It is / was A that … の形で、A を強調します。
現在の内容なら is、過去の内容なら was が使われることが多いです。A には主語・目的語・副詞句などが入ります。
It is / was と that を外して確認する
強調構文かどうかは、It is / was と that を外して元の文が作れるかで確認します。
It was yesterday that I called him. は I called him yesterday. に戻せます。これができれば強調構文と判断しやすいです。
人では who も使える
強調される語が人の場合、that の代わりに who を使うことがあります。
It was Tom who broke the window. は自然です。ただし、受験では that で広く処理できることも押さえます。
応用例と判別のコツ
形式主語構文との違い
It is important that you study every day. は強調構文ではなく形式主語構文です。
It is と that を外して You study every day important. のような自然な文には戻せません。It is A that … に見えても、A が形容詞で that 節が真主語なら形式主語構文です。
関係代名詞との違い
It was the book that I bought yesterday. は、強調構文にも見えますが、文脈によっては関係代名詞 that が the book を説明しているだけの文にも見えます。
強調構文なら I bought the book yesterday. に戻せます。関係詞なら the book that I bought yesterday という名詞句が補語になっています。
not … but … と組み合わせる
強調構文は、not A but B と組み合わせて「A ではなく B だ」を強調することがあります。
It was not Ken but Mary that solved the problem. は「問題を解いたのはケンではなくメアリーだった」です。
大学受験で問われる重要ポイント
- 強調構文は It is / was A that … の形
- A が強調される部分
- It is / was と that を外して元の文に戻せるか確認する
- 主語・目的語・副詞句・時などを強調できる
- 人を強調するとき who も使える
- 形式主語構文とは戻し方で区別する
- 関係代名詞 that との違いを文構造で見る
- not A but B と組み合わせる強調もある
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
理解を固める確認問題
最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、普通の語順に戻す、挿入を外す、省略を補う、という手順を自分で一度試してみてください。
Q1. 強調構文を見抜く基本操作は?
Q2. It was yesterday that I met her. の元の文は?
Q3. It is clear that … は強調構文?
Q4. 人を強調するとき that の代わりに何が使える?
まとめ
強調構文 It is / was A that … は、文の一部 A を強調する構文です。
It is / was と that を外して元の文に戻せるかを確認すると、形式主語構文や関係詞との違いが見えます。
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