【英文法 第11章】時を表す前置詞|at・on・in・by・until・for・during・since

目次

導入

時を表す前置詞は、英文法でも英作文でも頻出です。

at noon, on Monday, in May, by five, until five, for three years, during the vacation, since 2020 のように、時の種類によって使う前置詞が変わります。

この記事では、at / on / in の基本、by と until、for / during / since の違いを整理します。

この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。

  1. 単元の中心イメージ — 接続詞・前置詞をどう見るか
  2. 基本用法(時の前置詞の概要) — まず押さえる形と意味
  3. 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
  4. 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・読解で見る場所
  5. よくある間違い — 日本語訳や後ろの形に引っ張られやすい形

単元の中心イメージ

時の前置詞の中心は、点・日・期間・期限・継続を区別することです。

at は時刻の点、on は曜日・日付、in は月・年・季節・長めの期間に使います。by は期限、until は継続の終点です。

for は期間の長さ、during は出来事が起こる期間、since は継続の出発点を表します。日本語の「〜まで」「〜の間」に引っ張られず、英語側の関係で判断します。

前置詞 中心イメージ 注意
at 時刻の一点 at seven / at noon 具体的な時刻
on 日・曜日に接する on Monday / on May 5 特定の日
in 期間の中 in 2026 / in spring 月・年・季節・午前など
by 期限までに by five 完了の期限
until 〜までずっと until five 継続の終点
for 期間の長さ for three years どれくらいの間
during ある期間中に during the meeting 名詞を後ろに取る
since 出発点から今まで since 2020 完了形と相性がよい

基本用法(時の前置詞の概要)

at / on / in

at は時刻の一点、on は曜日・日付、in は長めの期間を表します。

at 7:00, on Sunday, in April, in 2026 のように使います。morning / afternoon / evening は in the morning のように in を使いますが、具体的な日が付くと on Monday morning のように on になります。

The meeting starts at nine.
9時という一点。
I was born on July 10.
特定の日付。
She moved to Tokyo in 2020.
年という期間の中。

by と until

by は「〜までに」という期限を表します。ある動作がその時点までに完了することを示します。

until は「〜までずっと」という継続を表します。状態や動作がその時点まで続くことを示します。

Please submit the report by Friday.
金曜日までに提出する。
I will stay here until Friday.
金曜日までここに滞在する。

for / during / since

for は期間の長さ、during はある期間の中、since は出発点を表します。

for three hours は「3時間」、during the meeting は「会議中に」、since last year は「昨年から」です。

I have lived here for five years.
5年間という長さ。
I fell asleep during the movie.
映画の間に寝てしまった。
She has worked here since 2021.
2021年から今まで。

応用例と判別のコツ

in と after の違い

未来の文で in three days は「3日後に」を表します。

after three days は「3日たった後で」という意味で、文脈によって過去にも未来にも使えます。現在を基準にした未来の「〜後に」は in を使うことが多いです。

I will come back in three days.
3日後に戻ります。
He came back after three days.
3日後に戻ってきました。

during と while

during は前置詞なので、後ろに名詞句を置きます。

while は接続詞なので、後ろに主語 + 動詞を含む節を置きます。during I was studying とはしません。

I listened to music during the trip.
during + 名詞句。
I listened to music while I was traveling.
while + 節。

from / to / till

from A to B は「AからBまで」という範囲を表します。

till は until とほぼ同じ意味で使われますが、くだけた響きがあります。試験では until を基準にしておくと安全です。

The store is open from nine to six.
9時から6時まで。
We talked till midnight.
真夜中まで話した。

大学受験で問われる重要ポイント

  • at は時刻の一点
  • on は曜日・日付・特定の日
  • in は月・年・季節・長めの期間
  • by は完了の期限
  • until は継続の終点
  • for は期間の長さ
  • during は前置詞、while は接続詞
  • since は継続の出発点で完了形と相性がよい

よくある間違い

間違い 1

誤りI will finish the report until Friday.
正しくはI will finish the report by Friday.
理由finish は完了なので、期限を表す by を使います。

間違い 2

誤りI studied during I was on the train.
正しくはI studied while I was on the train.
理由during は前置詞なので節を直接導けません。

間違い 3

誤りI have lived here since five years.
正しくはI have lived here for five years.
理由five years は期間の長さなので for を使います。

理解を固める確認問題

最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、接続詞なら後ろの節、前置詞なら後ろの名詞句を自分で一度確認してみてください。

Q1. at / on / in の基本差は?
at は時刻、on は曜日・日付、in は月・年・季節などです。
Q2. by Friday と until Friday の違いは?
by は金曜までに完了、until は金曜まで継続です。
Q3. during の後ろに節は置ける?
置けません。during + 名詞句です。
Q4. since と for の違いは?
since は出発点、for は期間の長さです。
迷ったら:接続詞は節を導くか、前置詞は名詞句を導くかを最初に見ます。そのうえで、文中で名詞・副詞・修飾語のどの働きをしているかを確認します。

まとめ

時の前置詞は、点、日、期間、期限、継続、出発点を分けて考えます。

特に by / until、for / during / since、during / while は日本語訳が似ていても形と意味が違うため、入試で狙われやすいポイントです。


この章の進行

次は、接続詞・前置詞の中でも 場所・方向を表す前置詞 を整理します。


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この記事を書いた人

予備校講師・大学受験英語指導。TOEIC990点・英検1級。偏差値50〜60帯の受験生が英文法・英文解釈・英作文の力を体系的に身につけられるよう、問題解説を中心に発信しています。

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