導入
不定詞といえば to do を思い浮かべますが、to が付かない原形不定詞も重要です。
make O do, let O do, have O do, see O do などでは、O の後ろに to do ではなく動詞の原形を置きます。
この記事では、使役動詞 make / let / have、知覚動詞・help の後ろで使う原形不定詞と、受動態で to が戻る形を整理します。
- make / let / have O do
- 知覚動詞 O do
- help は to があってもなくてもよい
- 受動態では to が戻る
基本
原形不定詞の中心は、to を付けずに動詞の原形だけで不定詞の働きをすることです。
特に、使役動詞 make / let / have、知覚動詞 see / hear / watch / feel、help の後ろで問われます。
| 種類 | 形 | 意味 | 受動態 |
|---|---|---|---|
| 使役 make | make O do | Oに無理に〜させる | O is made to do |
| 使役 let | let O do | Oに〜させてやる | 受動態では be allowed to do が自然 |
| 使役 have | have O do | Oに〜してもらう | 通例、受動態にしない |
| 知覚動詞 | see / hear O do | Oが〜するのを見る・聞く | O is seen / heard to do |
| help | help O (to) do | Oが〜するのを助ける | O is helped to do |
make / let / have O do
使役動詞 make / let / have は、目的語の後ろに原形不定詞を置きます。
She made me clean the room. では、clean に to を付けません。make O do は「Oに〜させる」という形です。
知覚動詞 O do
see, hear, watch, feel, notice などの知覚動詞も、O do の形を取ることがあります。
I saw him cross the street. は「彼が通りを渡るのを見た」という意味で、cross は原形不定詞です。
help は to があってもなくてもよい
help は help O do と help O to do の両方が使われます。
入試ではどちらも正しいと判断できるようにし、空所数や選択肢に合わせて処理します。
判別のコツ
受動態では to が戻る
make O do や see O do が受動態になると、原形不定詞に to が戻ります。
They made him work hard. は He was made to work hard.、I saw him enter. は He was seen to enter. になります。
see O do と see O doing の違い
知覚動詞では、O do と O doing の違いも重要です。O do は動作全体、O doing は動作の途中を見た・聞いたという意味になりやすいです。
I saw him cross the street. は渡る一部始終、I saw him crossing the street. は渡っている途中を見たという違いです。
let の受動態は allowed to do が自然
let O do は受動態にしにくく、実際には be allowed to do を使うのが自然です。
They let me enter the room. を受動的に言うなら、I was allowed to enter the room. が自然です。
do / doing / done の違いまで見る
知覚動詞の後ろでは、原形不定詞 do だけでなく、現在分詞 doing、過去分詞 done も出ます。
do は動作全体、doing は動作の途中、done はされる状態を表しやすいです。
I saw him cross the street. は渡る一部始終、I saw him crossing the street. は渡っている途中、I saw the window broken. は窓が割れている状態を見たという違いです。
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
まとめ
原形不定詞は、to を付けずに動詞の原形で使う不定詞です。
使役動詞 make / let / have、知覚動詞、help の形と、受動態で to が戻る点を押さえると、整序問題で強くなります。
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次は、不定詞の中でも 完了形・進行形・受動態の不定詞 を整理します。
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