【英文法 第5章】助動詞の受動態|can be done・must be done・should be done

目次

導入

助動詞と受動態が組み合わさると、形を崩しやすくなります。

can do は「できる」、be done は「される」です。この2つを合わせると can be done「されることができる」になります。

この記事では、助動詞 + be + 過去分詞の形と、意味の読み分けを整理します。

この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。

  1. 単元の中心イメージ — 受動態をどう見るか
  2. 基本用法(助動詞の受動態の概要) — まず押さえる形と意味
  3. 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
  4. 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・読解で見る場所
  5. よくある間違い — 日本語訳に引っ張られやすい形

単元の中心イメージ

助動詞の受動態の基本形は、助動詞 + be + 過去分詞です。

助動詞の後ろは必ず動詞の原形なので、be は原形の be のまま置きます。

意味
can be done 〜されうる / 〜されることができる This problem can be solved.
must be done 〜されなければならない / 〜されたに違いない The work must be finished.
should be done 〜されるべきだ The rule should be changed.
may be done 〜されるかもしれない The meeting may be canceled.
cannot be done 〜されるはずがない / できない It cannot be denied.

基本用法(助動詞の受動態の概要)

助動詞の後ろは be

助動詞の後ろは動詞の原形です。受動態では be + p.p. を作るため、助動詞の後ろに原形 be を置きます。

can solved でも can is solved でもなく、can be solved です。

This problem can be solved.
この問題は解決されうる。
The room must be cleaned today.
その部屋は今日掃除されなければなりません。

意味は助動詞で決まる

受動態の「される」に、助動詞の意味が加わります。can なら可能、must なら義務・強い推量、should なら当然・助言です。

The rule should be changed. は、規則が変えられるべきだという判断を表します。

The rule should be changed.
その規則は変えられるべきです。
The meeting may be postponed.
会議は延期されるかもしれません。

応用例と判別のコツ

must be done の2つの読み方

must be done は、文脈によって「〜されなければならない」という義務にも、「〜されたに違いない」という推量にもなります。

The report must be finished by Friday. は義務。The door must be locked. は「鍵がかかっているに違いない」という推量になりえます。

The report must be finished by Friday.
その報告書は金曜日までに仕上げられなければなりません。
The door must be locked.
そのドアは鍵がかかっているに違いありません。

否定形は助動詞に not

助動詞の受動態を否定するときは、助動詞の後ろに not を置きます。

cannot be done, should not be done, must not be done のように、be + p.p. のまとまりは崩しません。

This fact cannot be denied.
この事実は否定できません。
The door must not be opened.
そのドアは開けられてはなりません。

疑問文は助動詞を前に出す

助動詞の受動態の疑問文では、助動詞を主語の前に出します。

Can this problem be solved? のように、be + p.p. は主語の後ろに残ります。

Can this problem be solved?
この問題は解決できますか。
Should this rule be changed?
この規則は変えられるべきですか。

大学受験で問われる重要ポイント

  • 助動詞の受動態は助動詞 + be + p.p.
  • 助動詞の後ろなので be は原形
  • can be done は可能
  • must be done は義務・推量を文脈で判断する
  • 否定文では助動詞 + not + be + p.p.
  • 疑問文では助動詞を主語の前に出す

よくある間違い

間違い 1

誤りThis problem can solved.
正しくはThis problem can be solved.
理由助動詞の受動態には be が必要です。

間違い 2

誤りThis problem can is solved.
正しくはThis problem can be solved.
理由助動詞の後ろは原形なので is ではなく be です。

間違い 3

誤りCan be this problem solved?
正しくはCan this problem be solved?
理由疑問文では助動詞だけを前に出します。

理解を固める確認問題

最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、主語・動詞・時制・文型を自分で一度確認してみてください。

Q1. 助動詞の受動態の形は?
助動詞 + be + 過去分詞です。
Q2. can is done は正しい?
正しくありません。can be done です。
Q3. The rule should be changed. の意味は?
その規則は変えられるべきだ、です。
迷ったら:主語が動作を受ける側かを確認し、be + p.p.、時制、by 句、文型、前置詞の順に見ます。

まとめ

助動詞の受動態は、助動詞 + be + 過去分詞で作ります。

助動詞の意味を保ちながら、主語が動作を受ける形になると考えましょう。


この章の進行

次は、受動態の中でも 完了形・進行形の受動態 を整理します。


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この記事を書いた人

予備校講師・大学受験英語指導。TOEIC990点・英検1級。偏差値50〜60帯の受験生が英文法・英文解釈・英作文の力を体系的に身につけられるよう、問題解説を中心に発信しています。

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