導入
助動詞は、受動態や進行形と組み合わせて使われます。can do だけでなく can be done, must be doing, may have been done のような形が出てきます。
形が長くなると難しく見えますが、基本は分解です。助動詞が話し手の判断を表し、be done が受動態、be doing が進行形、have p.p. が完了を表します。
大学受験では、整序英作文や和訳で、この分解力が大きく差になります。
この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。
- 単元の中心イメージ — 助動詞をどう見るか
- 基本用法(助動詞の受動態・進行形の概要) — まず押さえる形と意味
- 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
- 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・読解で見る場所
- よくある間違い — 日本語訳に引っ張られやすい形
単元の中心イメージ
助動詞の複合形は、助動詞 + 原形というルールを守ったまま、その後ろに受動態・進行形・完了形が続く形です。
can be done は can + be done、must be doing は must + be doing、may have been done は may + have been done と分解できます。
| 形 | 分解 | 意味 |
|---|---|---|
| can be done | can + be + p.p. | 〜されることができる |
| must be done | must + be + p.p. | 〜されなければならない |
| may be done | may + be + p.p. | 〜されるかもしれない |
| must be doing | must + be + doing | 〜しているに違いない |
| may have been done | may + have + been + p.p. | 〜されたかもしれない |
| should have been done | should + have + been + p.p. | 〜されるべきだったのに |
基本用法(助動詞の受動態・進行形の概要)
助動詞 + be done
助動詞の後ろは原形なので、受動態を続けるときは be done になります。
The work can be finished today. は can + be finished です。finished だけを置くことはできません。
助動詞 + be doing
助動詞に進行形を組み合わせると、助動詞 + be doing になります。must be doing は「〜しているに違いない」です。
現在進行中の動作について推量するときによく使います。
応用例と判別のコツ
助動詞 + have been done
過去への推量と受動態が重なると、助動詞 + have been done になります。
The window must have been broken by someone. は、誰かによって窓が割られたに違いない、という意味です。
助動詞 + have been doing
過去からある時点まで続いていた動作を推量するとき、助動詞 + have been doing の形になります。
He must have been working all night. は、彼が一晩中働いていたに違いないという意味です。
整序ではかたまりで見る
整序英作文では、助動詞・完了・進行・受動を別々の単語として見ると並べにくくなります。
must have been done, should have been doing のように、意味のかたまりとして順番を覚えます。
| 意味 | 形 |
|---|---|
| されなければならない | must be done |
| しているに違いない | must be doing |
| されたに違いない | must have been done |
| していたに違いない | must have been doing |
大学受験で問われる重要ポイント
- 助動詞の後ろは原形なので、受動態は be done
- 助動詞 + be doing は進行中の動作への判断
- 助動詞 + have been done は過去への推量 + 受動態
- 助動詞 + have been doing は過去から続いた動作への推量
- 整序では must have been done などをかたまりで処理する
- 意味を分解してから訳す
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
理解を固める確認問題
最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、助動詞の形・意味・文脈を自分で一度考えてみてください。
Q1. 助動詞 + 受動態の形は?
Q2. must be doing の意味は?
Q3. may have been done の意味は?
まとめ
助動詞の受動態・進行形は、形が長く見えても分解すれば難しくありません。
助動詞 + be done、助動詞 + be doing、助動詞 + have been done を、意味のかたまりとして処理できるようにしましょう。
この章の進行
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次は、助動詞の中でも 助動詞の重要慣用表現 を整理します。