「〜を…したまま」の書き方

英作文で「〜しながら」「〜した状態で」を書こうとして、うまく表現できなかった経験はありませんか。

この表現には with + O + C(付帯状況)が使えます。
形を覚えれば、英作文の表現の幅が一気に広がります。

目次

この記事のポイント

  • with O C の基本構造を理解する
  • C の部分に何が入るか(分詞・形容詞・前置詞句)を整理する
  • よくある間違いを知って、正確に書けるようにする

問題

次の日本語を英語に直しなさい。

彼は腕を組んだまま、黙って立っていた。

まずは自分で書いてみてください。

解答例

He stood silently with his arms folded.

解説

この文のポイントは「腕を組んだまま」の部分です。
主語(He)の動作は「立っていた」。それに付随する状態を添えるのが with O C です。

構造

with + O(目的語) + C(補語)

今回の文では:

  • O = his arms(腕)
  • C = folded(組まれた → 過去分詞)

腕は「組む」側ではなく「組まれる」側なので、過去分詞を使います。

C に入るパターン

with O C の C には、状況に応じて異なる形が入ります。

① 現在分詞(〜している)

She sat on the bench with her dog running around.
(犬が走り回っている状態で、彼女はベンチに座っていた。)

犬は自分で走っている → 能動 → 現在分詞

② 過去分詞(〜された)

He stood silently with his arms folded.
(腕を組んだまま、黙って立っていた。)

腕は組まれている → 受動 → 過去分詞

③ 形容詞

Don’t sleep with the window open.
(窓を開けたまま寝るな。)

窓の状態が「開いている」→ 形容詞

④ 前置詞句

He was reading with a pen in his hand.
(ペンを手に持ったまま読んでいた。)

ペンの場所を示す → 前置詞句

よくある間違い①:with がない

× He stood silently his arms folded.

with がないと、his arms folded が文法的に宙に浮きます。
付帯状況を表すには with が必要です。

よくある間違い②:能動と受動の取り違え

× He stood silently with his arms folding.

folding だと「腕が自分で折りたたんでいる」という意味になり不自然です。
腕は「組まれる」側なので folded(過去分詞)が正しい。

判断基準:

  • O が動作をする側 → 現在分詞(doing)
  • O が動作をされる側 → 過去分詞(done)

まとめ

  • with O C で「OがCの状態で」を表す
  • C には現在分詞・過去分詞・形容詞・前置詞句が入る
  • 現在分詞か過去分詞かはO が「する側」か「される側」かで判断する
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この記事を書いた人

予備校講師・大学受験英語指導。TOEIC990点・英検1級。偏差値50〜60帯の受験生が英文法・英文解釈・英作文の力を体系的に身につけられるよう、問題解説を中心に発信しています。

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